タカリーナ・イタリア何でもブログ
南イタリアについての情報、イタリアからの輸入の事、輸出入の現場って?、建築家、コーディネーターに興味がある、スローフード活動を知りたい、他話題についての店長ブログ。

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木下さんとプーリアのお話

ブログがご無沙汰していまして、失礼しました。

先月の事ですが、日伊協会木下やよいさんのセミナーがありまして、南イタリアプーリアに関するセミナーを受けてまいりました。木下さんは本当にプーリアがお好きのようで、講義は1時間か1時間半ほど延長をし次から次へとプーリアに関する様々な情報、写真を見せていただきました。
book5kinoshita.jpg
講義終了後、同じくプーリアに住んでいらっしゃった建築家の田邉さんとご一緒に先生を無理やり?お誘いしてタクシーで表参道へGO!
ちょっと小粋なフランス料理のブラッセリーで(イタリア料理ではありません!)プーリア話に花が咲きました。というより咲き乱れました。

プーリアの食の話、建物の話、プーリア人気質や、人種差別の話題、他(私はほとんどお話を聞いているだけでしたが・・)その晩はプーリア一色で盛り上がり、プーリアの話だけでお酒をいただけるのも何かとても不思議な気がしたものです。プーリアは非常に食料品の物価は安く、ミラノなどと比べるとオレンジ1個の値段でプーリアでは数個袋に入ったオレンジが購入できるとか、オリーブも豊富でワインもお値段が安く豊かな香りでおいしいワインが多いとの事。石の町なので、ワインも少し石灰の味がするとか・・・??中国人の方の労働者も多いせいか、日本人を見てもチネーゼ(イタリア語で中国人の意味)チネーゼと言われてしまう事など、なかなか知る事の出来ない現地情報をお聞きする事ができました。

一番嬉しかった事は、私が今週のこの1冊内でご紹介した 木下さんの
本の中の一説が、ご本人も気に入られている箇所であったという事。
(過去ブログ)

プーリアには魅力ある陶器の町もあり、しかもデザインはとてもかわいらしく南イタリアにしてはすっきりとしたデザイン。
次にイタリアへ行く際にはぜひプーリアへ足を伸ばそうと決めた店長でした。



こちらもご覧下さい
イタリア絵画、食器タイルの SALONE web shop
www.salone-studiofiori.com/





ミッソーニさん森英恵さんにお会いしました!

ミッソーニさん森英恵さん


日伊女性国際会議が東京九段下、イタリア文化会館で開かれました。
本日(25日)はその2日目、日伊会議「女性と社会、イタリアと日本」の第二部に国際的なファッションデザイナーである、イタリア ロジータ・ミッソーニさんと森英恵さんのお話をお聞きする事ができました。
missonimorihanae-1.jpg


お二人の出会いは、数十年前のニューヨーク、イタリアと日本、西洋と東洋の遠く離れたルーツを持つお二人ですが、お話をお伺いしているととても共通点が多い点に驚きます。

まず、ロジータ・ミッソーニさんは小さい頃からファッション雑誌で遊ぶのが大好きなお子さんだったとの事。そして、1953年にご結婚をされ、ご主人オッターヴィオ・ミッソーニ氏と共に二人のそれまでの経験を生かしたお仕事を始められ(現:ミッソーニ株式会社)、ニットの魅力、色の面白さを発見していかれたようです。

子供が10歳、8歳、6歳の頃、ミッソーニ社は急激に成長をし始め、子供達と過ごす時間があまりとれなく心が痛んだとの事でしたが、幸い工房と自宅が同じ建物内にあった為に、3人のお子さん達はたえずミシンやあまり布などを利用して仕事場で遊んでいたようです。そしていつも一緒に過ごすという贅沢は許されなかった代わりに、ミッソーニ家では年に数回のバカンスは家族でいろいろな所を旅して、その度に子供達に夫婦の仕事に対する情熱を話していかれたそうです。
今では、9人のお孫さんに恵まれ、それぞれの家族のイベント事はすべて祖父母であるミッソーニ家に集まり過ごされるとの事。家族を大切にする気持ちはしっかりとお子さん達に受け継がれたのだな、という事がよく分かりました。


森英恵さんは結婚後、1951年に新宿にスタジオを設立され、デザインは英恵さん、そしてマーケティングはご主人が担当をされスタートをされました。そして外でいつも同じコンディションを保って仕事をしてこれたのも、夫の協力や子供達がいたから、そして家族とは鳥の巣のような物とお話されていらっしゃいました。

また、普段女らしさを表現するお仕事をされているせいか、現代の日本の女性が女らしさを失いかけているような気がしてならない、女性が仕事を持って外に出て強くなってはいるが、その反面、女性の持つやさしさとか思いやりなどの素晴らしいものを日本の女性はなくそうとしているようで残念に思います。とお話されていらっしゃいました。

司会の女性の方が、今世界がグローバル化している中で、お二人のブランドは開発途上国はターゲットに考えていらっしゃるのか、の問いに対してはまず、ミッソーニさんは

「今はグローバル化のせいで世界が皆均一になってしまってつまらないです。ヨーロッパのどの都市に行っても同じ衣服や食材が手に入る、その国にしかない文化が感じられにくくなっている。
昔よく日本に来た時には、日本の持つ、文化、芸術性の高さに非常に感動をしたし、日本の女性もとても美しかったです」

一方森英恵さんは「西洋で育ったお洋服を、日本人がデザインをし日本に方にあうようにデザインをする難しさはいつも感じていました。フランス人にあなたのルーツは何と問われてからは、西洋と日本の融合を考えて仕事をするようになったんです」
「世界的指揮者で活躍中の小澤征爾さんともたまにお話をするのですが、彼はいつも 確かに国境は低くなってきているが、自分達のルーツはとても大切だとお話するんですよ」とおっしゃっていらっしゃいました。


普通に家庭を持ち、子育てをしながら、国際的なクリエイターとして活躍されるのは非常に大変であったと思うのですが、現在は多くのお孫さんにも恵まれて、とても幸せそうなお二人でした。

会議終了後、どうしても一言森英恵さんとお話をしたかったもので、遠巻きに様子を伺っていたのですが、一瞬どなたともお話をされていない時を見計らい、

「先生!記念に握手させていただけないですか」
とお話したところ、
「いいですよ」
「あなたは何のお仕事をしていらっしゃるの?」
とお声をかけていただけました。
「イタリアからの〜」と話をしている間にエレベーターが到着していかれてしまいましたが、暖かくてとてもやわらかい手でいらっしゃいました。

業界は違っても、今のインテリアの仕事にも生かせるような、とても素敵な内容の二人のお話でした。



写真家 野寺 治孝氏とお会いしました


今回はイタリア関連の話題とは少し違い、アート関連でご報告させていただきます。

つい先日写真家の野寺 治孝さんとお会いしました!!新しい写真集の出版記念パーティに野寺さんとわたしの共通の知り合いである E子さんからお誘いをうけ、急な事でしたが、参加させていただきました。

 わたしよりちょっと年上で、いつも元気な知り合い E子さん(お子さんが二人成人していらっしゃるようには見えません)。
「お友達に写真家がいて、エリク・クラプトンのコンサートなんかに行くのは共通の趣味」と家族ぐるみのお付き合いのお話は聞いていたのですが、何故かE子さんはパーティーの前日に私の事を思い出して下さったらしく、パーティにお誘い下さったのです。

「名前は野寺さんっていうのよ」
分かりました〜。そうか野寺さんっておっしゃるのか・・・まてよ!??と急いで本棚にかけよると、そうです。実は数年前から野寺さんがお撮りになったハワイの写真集が好きで購入してあったのです。(下記がその写真集)

aloha.jpg

ALOHA!ハワイやすらぎの7日間 風土社

あまりの偶然ぶりに、久々に驚きました!しかもどうもご近所に住んでいらっしゃる様子、そして私は数年前から彼の写真集を時折眺めていたとは!
ラッキーだな、ついてるな〜!自画自賛、そして感謝です。

当日は、出版関係者の方やグラフィック関係の方など多数参加されていたご様子で、色々な意味でとても刺激になり楽しい時間を過ごしました。
わたしは写真に関しては、素人なので野寺さんのインタビューででおっしゃっていた事など詳しくご報告はできないのですが、印象に残っていた言葉は下記。

「音楽と同じで、言語、国籍、時間、すべてのものを一瞬に飛び越えられるものが写真だと信じています」

音楽に国籍はないなと常日頃から感じておりましたが、写真もそうなのね。と感じた一言でした。

フリートークの際に
「今度はぜひ 南イタリアを撮って下さい!!」
とお願いしてまいりました。
80年代よりライフワークとしてハワイをお撮りになっていて、写真集も出されていて今後もハワイを撮りつづけるご予定のようですが、

・・・野寺さんが南イタリアを撮られたらどんなに素敵だろう・・・
と想像しただけで何故か胸がワクワクしてしまったのでした。


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