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アマルフィのホテル Hotel la Pergola
アマルフィの Hotel la Pergola
アマルフィ海岸の「Hotel la Pergola」は、南イタリアナポリから高速に乗って車で約2時間、そしてさらにVietri sul mareの出口を出て、海岸沿いのクネクネ曲がった大変危険な道?を車で30、40分走ったところにあります。
普段ですと私達は海外のホテルに滞在する時は、インテリアという仕事柄、町一番の人気のある5星ホテルに無理をして泊まるようにしています。何故かと言いますとホテル内のインテリアや空間が醸し出している雰囲気を楽しみたいのと、そのようなホテルはホスピタリティーも大変素晴らしく旅の思い出が数倍にもレベルアップするからです。しかし、前回の出張は高級リゾート地アマルフィー海岸、どのホテルもとても高く、まして朝の8時過ぎから約12時間位ホテルには戻らない状況でしので、思い切って3星ホテルに滞在してみました。
滞在したホテルはprotoファミリーが経営するこじんまりとしたホテルで設備だけを見るならば3星ホテルなのですが、5星並みの清潔さとホスピタリティーの良さに、予想を上回る素敵な滞在となりました。
 プロトファミリーとガールフレンドのフェルナンダ
特にこのホテルの特徴として思い出に残っているのは食事です。跡取り息子でレストランの接客担当のダニエレがやたらと毎日「夕食はどうするの?」と聞いてきます。あまりのプッシュぶりに「よほど料理に自信があるのだろう」 と思い予約を入れた私達。 そしてそこでの食事は素晴らしい物でした。
自家製ワインに裏の菜園でとれたフレッシュな野菜達を、これまた自家製のオリーブオイルとバルサミコでいただいたり、またある晩はダニエレが釣ってきたばかりの白身魚を調理してくれたりと、小さな感動の連続でした。そして最初に食事をした夜、第二の皿まで食事が終わると、アマルフィー特産のレモンを利用した、レモンケーキとリモンチェロを勧められます。 「日本人にはイタリア料理はとてもボリュームがあるんだよ〜」などと話しても「じゃあ1ピースを二人で、食べてみて、どう?」とダニエレはくいさがります。そこで私はやっと気が付きました。
「もしかして今までの料理はあなたのママが作っているの?」 「そう!このレモンケーキはママの手作りで、リモンチェロはパパが作っているよ」
と、とっても嬉しそう! ごめんなさい、気づくのが遅くって・・・。だから、こんなに料理が温かく感じてホットするんだ、と納得した私達でした。
翌朝フロントにママらしき年代の方がいたので、思い切って「昨日の料理はとてもおいしかった」と下手なイタリア語で話し掛けてみると、「私はイタリアのコックなの」と話されました。たぶん以前コックとしてどこかで働いていらっしゃたのだと思います。
1週間の滞在中、計3回の夕食をホテルで頂いた私達ですが、メニューがなくすべてオーダーで注文を聞いてきますので、いったいいくらの料理なのか内心ドキドキです。お値段は前もって確認した方がよいかもしれません。特に第二の皿は一皿3000円位支払いました!
この食事を通して、私はすっかり食について考えてしまいました。こちらのホテルでの生活はスローフード活動そのものです。ご本人達はごく当然の生活パターンであり”スローフードって何”という感覚なのだと思いますが・・・。(スローフード活動についてご説明するとかなり長くなりますので、また次回にご説明させていただきますが) 食の地域性があって、安全性が確保されている、郷土料理って本当にすばらしいです。日本の良いところは大変便利な国で、食のグローバル化が進み、貿易、流通と発達しているので、何でも不自由なく食べ物を口にする事ができますが、どの食品にも化学調味料などが添加されていて、安全性には問題がありますよね。
滞在中、気をつけて観察してみると、町のいろいろなレストランでリモンチェロを自家製で作っていたり、自家菜園を持っているホテルがあったりととても食に対しての、意識が高い土地ではないかと感じました。
そんな素敵な土地アマルフィー海岸ですが、海岸沿いの岸壁の上に道路がある為、こわごわと運転をしていると、思いっきりイタリアンドライバーにクラクションをならされます。特に朝の忙しい時は運転しない方が良いかと思います。
Hotel la Pergolaホームページ http://www.lapergolamalfi.it/ クリスマスより2月末まで休業
こちらもご覧下さい イタリア絵画、食器タイルのsalone web shop http://salone.ocnk.net/
テーマ:イタリアについて語る - ジャンル:ライフ
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