タカリーナ・イタリア何でもブログ
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愛すべきパバロッティ

  世界最高のテノール。キング・オブ・ハイC。世界でもっとも有名な一人であった、ルチアーノ・パバロッティ氏は、私達が知っているオペラ以外の世界ではどのような人だったのだろう、キャリアはどのようにして作られたのだろうなどというような事が無性に知りたくなり、1冊の本を読んでみました。

オペラの世界でのパバロッティ(敬称略)の女房役であり、36年間もの間彼のマネージャーを勤めた、アメリカ人 ハーバート・ブレスリンが書いた「王様と私」という本です。



そこには素顔のパバロッティが書かれていて、非常に興味深く読みました。

この本は無名から身をおこした二人の男(パバロッティとブレスリン)
の物語。
・パバロッティとの出会い
・様々な戦略により輝かしいキャリアを築き上げていく様子
・頂上を極めて、富と名声がもたらす災い
・パバロッティをとりまく女性達
・三大テノール競演

笑えるエピソード数多くありました。

彼は、食に対するものすごいこだわりがあり、良く食べ、料理し、そして食べ物に関する話題も非常に好んでいた事。そして多くのイタリア人がそうであるように、彼も故郷モデナのワインが世界で一番おいしいワインだと言い張るところ。

世界最高のテノールではあったけれども、ハロウィンの仮想をして子供のように笑っている姿。

愛想をつかれて出ていった愛人のあとを追って、公演まじかにもかかわらず、衣装をつけたままニューヨークの目抜き通りを走ったこと。


子供っぽくて、調子がよく、でも天衣無縫で人間くさいパバロッティを知ることができました。
ご紹介したエピソードだけでも、非常に親しみが持てませんか?

かなりあけすけにパバロッティの素顔が元マネージャー・ブレスリンによって書かれていますが、文章の最後には、彼の歌声は毎回鳥肌がたった。そして、彼との仕事にかかわったことは、わくわくするような体験だったし、そのめくるめくような輝かしい日々を、わたしは決して忘れない。と記されています。


3大テノール歌手での競演は、3人の内の一人である、ホセ・カレーラスが白血病の病から克服した後、彼の全快を祝い、ホセのマネージャーのマリオがイタリアで何かしようという動きと、ワールドカップがイタリアで開催される事が重なり、実現したらしいです。

後に、この三大テノールのコンサートは、クラシックレコード市場最大のヒット、空前のベストセラーになりました。

8日の葬儀には、ファン、ロックスター、国際的リーダーの方々が集まり、皆が拍手で彼を送っていたのには非常に印象的でした。



では




こちらもご覧下さい
イタリア絵画、食器タイルの SALONE web shop
www.salone-studiofiori.com/












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