タカリーナ・イタリア何でもブログ
南イタリアについての情報、イタリアからの輸入の事、輸出入の現場って?、建築家、コーディネーターに興味がある、スローフード活動を知りたい、他話題についての店長ブログ。

プロフィール

Author:salone
こちらの記事に対するコメントを送る方は、記事一番下の欄にあります、コメントをクリックして下さい。

使用方法が不明の方はこちらのサイトにてチェックお願いいたします。http://blog.fc2.com/temp.html



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2ブログランキングに参加中

FC2ブログランキング

ブログランキングに参加中です。クリックを1回していただくと助かります!ありがとうございます。



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



今週のこの1冊


la mia Italia


南イタリア 
スローフードな食卓より

文・写真 アドリアーナ・ヴァローネ 東京書籍

book3.jpg

 南イタリア、カンパーニァ州プレセンツアーノ出身のアドリアーナさんが、南イタリアの食文化、家庭料理のレシピ、そしてスローフード運動が始まるずっと以前からスローな食生活を続けていた彼女の故郷の生活ぶり、などをお書きになっています。

 南イタリアの代表的なパスタソースのトマトソース。何とトマトが旬な季節に1年分のトマトを購入し瓶詰め保存しておく事、皆さんご存知でした?

 この本ではそんなうらやましくなるような、どっぷりイタリアのスローフードな食生活を知ることができる大変めずらしい本ではないかなと思います。

 日本人でイタリアに留学したり、実際に住まれて仕事をしていらっしゃる方がお書きになった本もいくつか読んだりしておりますが、スローフドーな食生活について書かれた本ってあまりないような気がします。
 特に感心したのは、日本人が考える素朴なイタリア人への疑問や風習に対して、きちんと説明をされているところ。イタリア人は何故あんな苦いエスプレッソ(しかも少量)を飲むのか、何故イタリア人は時間にルーズ?に見えるのか等々….アドリアーナさんの説明に思わず納得してしまいます。

 以下本文を少しご紹介。私が一番印象的だったトマトのお話・・・。

南イタリアの台所には、トマトpomodoroがなくては始まりません。
でも、トマトを買うのは、年にたったの1回です。
イタリアでは日本と違って、どんな野菜、果物でも,スーパーに行けば年中手に入るというわけではないのです。
 ・・・(中略)・・・・
 ところで、生のトマトをどうやって保存するの?と疑問にお思いでしょうか。ではこれから、その方法を紹介します。スローフードという言葉が出くる前からの、自然のおいしさを大切にする食生活が、イタリアの田舎では続いているのです。・・・・」

 著者のアドリアーナさんには、ベリタリアイタリア語・文化教室の夏のパーティーでお会いして、ほんの少しお話をする事ができました。目がとてもき れいな印象の方。
 アドリアーナさんに「先生の本おもしろかったです」とお話したら、「みんなそう言うけどどこが?、どうゆうところが面白かっの???」
と予想外の逆質問に少しビックリ。そして話はイタリア女性について。

「私はどうもイタリアに住んでいるイタリア女性が苦手です。」とお話したら
「言葉ができれば、また印象が変わると思いますよ」
「そうですか〜。でもすごく強いですよね〜」本当は鉄の女、女王様みたい・・と言いたかったのですが、失礼なので止めましたが(イタリアの方ごめんなさい!)
「日本の女の人だって、強いじゃないですか!」・・・・はい、ごもっともなご意見でございます。イタリアに限らず、女性は精神的にタフで強いです。男性の方が繊細でやさしかったりしますよね。

 少しの間だけのお話でしたが、サバサバとした印象のアドリアーナさんでした。
 
 先程の本の話に戻りますが、イタリア料理やスローフード活動に興味のある方、ぜひお読みになってみて下さい。



Adriana Vallone
イタリア料理教師、イタリア語講師、イタリア文化講師 ホームページ
http://www15.ocn.ne.jp/~adriana/


こちらもご覧下さい
イタリア絵画、食器タイルのsalone web shop
http://salone.ocnk.net/


 



テーマ:スローライフ - ジャンル:ライフ


アマルフィのホテル Hotel la Pergola

アマルフィの Hotel la Pergola

 アマルフィ海岸の「Hotel la Pergola」は、南イタリアナポリから高速に乗って車で約2時間、そしてさらにVietri sul mareの出口を出て、海岸沿いのクネクネ曲がった大変危険な道?を車で30、40分走ったところにあります。

 普段ですと私達は海外のホテルに滞在する時は、インテリアという仕事柄、町一番の人気のある5星ホテルに無理をして泊まるようにしています。何故かと言いますとホテル内のインテリアや空間が醸し出している雰囲気を楽しみたいのと、そのようなホテルはホスピタリティーも大変素晴らしく旅の思い出が数倍にもレベルアップするからです。しかし、前回の出張は高級リゾート地アマルフィー海岸、どのホテルもとても高く、まして朝の8時過ぎから約12時間位ホテルには戻らない状況でしので、思い切って3星ホテルに滞在してみました。

 滞在したホテルはprotoファミリーが経営するこじんまりとしたホテルで設備だけを見るならば3星ホテルなのですが、5星並みの清潔さとホスピタリティーの良さに、予想を上回る素敵な滞在となりました。

prot family
プロトファミリーとガールフレンドのフェルナンダ


 特にこのホテルの特徴として思い出に残っているのは食事です。跡取り息子でレストランの接客担当のダニエレがやたらと毎日「夕食はどうするの?」と聞いてきます。あまりのプッシュぶりに「よほど料理に自信があるのだろう」
と思い予約を入れた私達。
 そしてそこでの食事は素晴らしい物でした。

 自家製ワインに裏の菜園でとれたフレッシュな野菜達を、これまた自家製のオリーブオイルとバルサミコでいただいたり、またある晩はダニエレが釣ってきたばかりの白身魚を調理してくれたりと、小さな感動の連続でした。そして最初に食事をした夜、第二の皿まで食事が終わると、アマルフィー特産のレモンを利用した、レモンケーキとリモンチェロを勧められます。
 「日本人にはイタリア料理はとてもボリュームがあるんだよ〜」などと話しても「じゃあ1ピースを二人で、食べてみて、どう?」とダニエレはくいさがります。そこで私はやっと気が付きました。

「もしかして今までの料理はあなたのママが作っているの?」
「そう!このレモンケーキはママの手作りで、リモンチェロはパパが作っているよ」

と、とっても嬉しそう! ごめんなさい、気づくのが遅くって・・・。だから、こんなに料理が温かく感じてホットするんだ、と納得した私達でした。

 翌朝フロントにママらしき年代の方がいたので、思い切って「昨日の料理はとてもおいしかった」と下手なイタリア語で話し掛けてみると、「私はイタリアのコックなの」と話されました。たぶん以前コックとしてどこかで働いていらっしゃたのだと思います。

 1週間の滞在中、計3回の夕食をホテルで頂いた私達ですが、メニューがなくすべてオーダーで注文を聞いてきますので、いったいいくらの料理なのか内心ドキドキです。お値段は前もって確認した方がよいかもしれません。特に第二の皿は一皿3000円位支払いました!

 この食事を通して、私はすっかり食について考えてしまいました。こちらのホテルでの生活はスローフード活動そのものです。ご本人達はごく当然の生活パターンであり”スローフードって何”という感覚なのだと思いますが・・・。(スローフード活動についてご説明するとかなり長くなりますので、また次回にご説明させていただきますが)
 食の地域性があって、安全性が確保されている、郷土料理って本当にすばらしいです。日本の良いところは大変便利な国で、食のグローバル化が進み、貿易、流通と発達しているので、何でも不自由なく食べ物を口にする事ができますが、どの食品にも化学調味料などが添加されていて、安全性には問題がありますよね。

 滞在中、気をつけて観察してみると、町のいろいろなレストランでリモンチェロを自家製で作っていたり、自家菜園を持っているホテルがあったりととても食に対しての、意識が高い土地ではないかと感じました。

 そんな素敵な土地アマルフィー海岸ですが、海岸沿いの岸壁の上に道路がある為、こわごわと運転をしていると、思いっきりイタリアンドライバーにクラクションをならされます。特に朝の忙しい時は運転しない方が良いかと思います。



 Hotel la Pergolaホームページ
http://www.lapergolamalfi.it/
 クリスマスより2月末まで休業

こちらもご覧下さい
イタリア絵画、食器タイルのsalone web shop
http://salone.ocnk.net/


 



テーマ:イタリアについて語る - ジャンル:ライフ