タカリーナ・イタリア何でもブログ
南イタリアについての情報、イタリアからの輸入の事、輸出入の現場って?、建築家、コーディネーターに興味がある、スローフード活動を知りたい、他話題についての店長ブログ。

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terra vecchio

カンパーニャ州 salernoのはずれにあり、随分と高台に位置する小さな村”terra vecchio"という名前の村に住む、老夫婦のお庭でエスプレッソコーヒーをいただいきました。

terra vecchioを日本語に訳すると、古い大地 などという解釈でよいのでしょうか。
(私のイタリア語の知識は非常に貧しいので、誤訳でしたらごめんなさい。)



取引先の別荘がterra vecchioにあり、そこに泊まらせていただけるという事で、別荘のご近所を案内をしてもらった時の事なのですが、ご近所さんはクリスマス以来の再開に非常に喜んでいて、
「元気だった〜?」「調子はどう?」と「まあ、ちょっと寄って行きなさいよ」という事で、取引先と一緒に初めてお会いした私達もお庭に通していただきました。

ご主人の趣味は彫刻のようで、リタイア後には、家づくりや庭づくりを楽しんでいる様子。そこのお庭の様子を少しご紹介。



下記の写真は、1階から2階に上がってくる階段ホールの窓の写真だが、中央にある円柱は、古代ローマ時代の石を拾ってきて、それを彫刻し、階段ホールの窓につけたらしい。

terravecchio1_1_1.jpg

古代ローマ時代の石???本当かな〜。と思っていると、ウソじゃないよ、といわんばかりに今度はかたまりの石を見せてくれた。

terravecchio2_1_1.jpg

古代ローマ時代の建造物の遺跡を発掘しては利用するようだが、どうもterra vecchioから見下ろせる平地にはこのような石がゴロゴロしているらしい。

terra vecchioからサレルノの街が一望できたので、彼らがサレルノの歴史を少し話してくれた。

古代ローマ時代にローマ人がサレルノの土地を求めて、侵略をしてこようとした際に、サレルノはその要求をはねのけ、怒ったローマ人がterra vecchioから見渡せる土地に住む人々をすべて殺してしまい、一時サレルノの街はローマ人の土地となったらしい。

代々と家に伝わる話なのか、それとも歴史上の残る確かな本当の話なのかは不明だったが、エスプレッソを飲みながら、ローマ時代の建造物の破片を一般家庭の庭で間近で見れるのは、とてもエキサイティングな事だったし、高台から見渡せるサレルノの街を眺め、古代の歴史なども聞く事ができたのは、非常に素敵な時間だった。





そして、この庭で一番おもしろかったのが、下の写真のアウトドアーでのピザ釜。

老夫婦のおじいちゃんが、すべて手作りで作ったらしい。
terravecchio4_1_1.jpg

煙突もついている。
terravecchio5_1_1.jpg


自宅の庭にピザ釜があって、あつあつで焼きたてのピザが食べられるって、最高〜の贅沢ではないですか。

周りには、barもないし、日用品などを買うお店もなく、1件レストランがあるだけの土地だったけれども、古代遺跡の石を利用して自宅を楽しみながら「リフォーム」なんてこれぞ究極の田舎暮らし(イタリア版)!! と感じた、terra vecchioのお宅でした。







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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報


サレルノパーティーでスローフードに感激

南イタリア、カンパーニァ州 サレルノでとあるパーティーに参加しました。下記はそのパーティーの様子です。


サレルノは世界遺産に指定されているアマルフィーコーストの隣にある港町。

とても小さな街なのだが、取引先の家族に、
「友人が新しいお店のオープニングパーティーを開くから一緒に行こう」と誘われ、

「レストランのオープニングパーティーか・・おもしろそうだから行ってみようかな」という軽い気持ちで参加した。


会場は私の予想をあっさり裏切り、とても広くて、レストラン、プール、ライブステージ、スパがある複合施設のオープニングパーティーだった。

一番に驚いたのは、地元のサレルノっ子(20代〜50代がメイン)が数百人集まっていた事。
街全部の住人がパーティに参加しているような勢いだった。

家族連れも多く、子供達も楽しそうに夜遅くまで騒いでいて、みんな夜更かし。
知らないだけで、地元の名士も数多くパーティに参加していたのではないかな。

会場には生バンドが用意されていたが、なぜか演奏はアメリカンポップス。
そして、飲み物、食べ物がすべてフリー。


経営者で取引先の友人でその施設の責任者である”ヌンツィオ”を紹介された。

葉巻を口に斜めにくわえ、皆にワインを注ぐ様はかなりきまっている。

お料理の方はどうだったかというと、日本では食べた事のなり地元のサレルノの伝統料理を何点かいただき大感激!味は素材を生かしてか薄味で素朴な味だった。
パーティー用に3M位の巨大パニーノなども登場した。

イタリアへ来る楽しみって、地元、地元のおいしい料理に出会える事じゃないのかな、とつくづく思う。

その魅力にとりつかれて、イタリアを縦断し、イタリア料理を食べまくり、スローフードに感動して書籍などに記録を残す人は多いのではないかと思う。




感激した事や、美しいと思った事をその場で相手に伝えるのが私流。

なので、お料理とパーティーを満喫した後は、さっそく経営者のヌンツィオに

「今日のパーティはすばらしかった。お料理もおいしかったし、おかげさまで楽しい時を過ごす事ができました。どうもありがとう!」  と伝えたら非常に喜んでくれた。

喜びついでに少しジョークも言っておこうと思い、

「あなたはとっても bel uomo(ハンサムの意味)!」と酔った勢いで連呼していたら、またまた喜んで(というかあきれて)た。このヌンツィオ、お客が食べ残した皿や飲み物を従業員より率先して動いて片付けて、お客様に心地良いサービスを提供してくれていた事を私は見落としていませんよ〜。


遠い日本より、新規ビジネスの成功を祈ります!


小さな街でのビックパーティー。
地元のサレルノっ子達にまざって、楽しい夜を過ごしました。




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ユーミン南イタリア発上陸!!


本日は集英社さんで創刊されたばかりの「エクラ」さんに南イタリアについての素敵な内容を掲載されていらしたのでご紹介します。



新聞の一面に松任谷由美(以下ユーミン)さんがシチリアの景色をバックに笑っている写真がとても素敵でしたので、その広告の思惑通り??
早速購入をしてみました。

sicilia.jpg
参考写真:シチリア

世界中を旅して、イタリアにも何度も旅しているユーミンらしいのですが、なんと今回ナポリから南のイタリアは、初めてとの事。
雑誌のインタビューの中にも「呼ばれていたのかな。なぜかこのごろ、
地中海周辺に心惹かれるいたんです。」とのコメントがありました。
そうです、どんどん呼ばれてください!

世界中を旅してきたユーミンがシチリアというディープな土地を通して、リゾートの良さを再確認され、シチリアを通して未知の自分に出会っている彼女の感性がとても素敵です。

今回こちらの雑誌「エクラ」さんは創刊号の中にイタリアの持つ観光、ファッション、アートなど様々な魅力を紹介されていて、興味深く読まさせていただきました。皆さんも本屋にお立ち寄りの際には、ちょっと手にとって覗いて見てください。


知り合いの写真家の方(野寺治孝氏)がユーミンとお仕事をされた後に「ユーミンパワー」について以前コメントをされていたのをわたしも、ふと思い出しました。ユーミンというフィルターを通して、感じたシチリア。何故かとっても素敵に写ってます。



南イタリアへ! シチリアへ!





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南イタリアで出合った親切2


AL PESCE D'ORO情報

スローフードの言葉が流行る一方で、スローライフという言葉がクローズアップされるようになったような気がします。

今回もスローライフな南イタリアで出合った親切のご紹介です。

ナポリから車で2時間位でしょうか、世界遺産に登録されている、美しい海岸がサレルノからソレントまで続くアマルフィー海岸があります。

車から降りると、町一杯にレモンの香りと小鳥のさえずりが聞こえてくるとてものどかで美しい町が海岸沿いに点在するのですが、そこで出合ったレストラン
AL PESCE D'OROはアマルフィーから歩くと30分、車ですと10分位で到着する、海岸沿いに建つ地元の人で賑わうリストランテ兼ピッツエリアです。

20061113140651.jpg

こちらのお店はとても体格の良いお兄さん方が経営していらして(たぶん兄弟)とても親日家な印象を受けました。大分昔に日本の雑誌に紹介された事があるらしく、席についてオーダーをすると掲載された雑誌を持ってきて、「知ってる?」と話かけてきます。
とても有名な雑誌なので「知ってるよ〜」と褒めてあげるとニコッとして満足そう。
あっさり雑誌は持っていってしまいましたが・・!

リストランテなのでお料理のお値段は高めの設定なのですが、地元特産食後酒のリモンチェロ(たぶん自家製)やケーキをサービスしていただきました。

そして最も印象に残ったサービスはこれ!
食事が済みレジでの会計も済ませ、いざ帰ろうとしたところ雨が降っています。ウエイターで店長らしきお兄さんが
「カサ持ってる?」
「大丈夫、持ってる」
「ホテルはどこ?」
「へっ??ホテル○○○だけど・・」
「ちょっと待ってて〜」
と何やらスタッフに大声で指示。どうも車をまわせと言っているようなのです。もしかして、送ってくれるの??

と何がおきるのかドキドキしているとやはりそうでした、入り口に車が横付けされ、
「さあ乗って乗って!!」
勢いに流され、きちんとしたお礼もできなく車に乗り込んだ私達ですが、またもや南イタリアで出合った親切に呆然としていました。

きっとリストランテからホテルまでがとても近い距離でしたので、送ってくださったのだと思いますが、それにしても人の良い事ったらありません(少し呆れ)。

女性にやさしいイタリア男性ですが、私達は男女混合チーム。けっして女性だけのカップルではなかったのです。送ってもらっている車の中で「あなた方は家族なの?」と尋ねると「そう」たった一言運転している方と交わした言葉ですが、初めて行ったお店で、初めてお会いした人にホテルまで送っていただくという不思議な経験をしました。

次回アマルフィー海外に行った時は、またぜひ立ち寄ってみたいと思っています。

20061113140708.jpg

AL PESCE D'OROのホームページはこちら↓ 
2回はペンションを経営されていて問い合わせをすると、返事に1週間位待ちますがお値段は地元のホテルと比べるととても安いですよ!
http://www.alpescedoro.it/





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南イタリアで出会った親切 1「真剣に親切をする」


南イタリアで出会ったちょっとした、だけど忘れられない親切をご紹介しようかと思います。

南イタリア玄関口とも言えるカンパーニァ州ナポリ中央駅近くのAVISでレンタカーを借りた際の事。

お国によっての英語の訛りってすごいですよね。けっこうネイティブラングエッジスピーカーでないと、ただでさえ聞き取りにくい英語がさらにヒヤリング不可能状態!!になりますね。

ナポリのAVISで予約してあったレンタカーを借りた時も何を話されているのかよく分からず、正直英語というよりポルトガル語を聞いているような・・・感じなのです。でもイタリア女性のちょっとツンとした態度が少し苦手な私は、ナポリについた途端女性陣に笑顔があって親しみやすいのには、まるで日本の女性と接しているようでものすごく好感がもてました。

やはり南って良いな〜などと思いながらも、無事書類手続きを終え、親切なAVISのお姉さん方より車に関する簡単な説明をしていただきいざ出発!・・・といきたかったのですが、丁度お昼を回った時間でしたので、ナポリで運転をする前に私達は食事をすませる事にいたしました。


pizza.jpg

休憩時間前で忙しいそうで申し訳なかったのですが、AVISのお姉さんに
「この辺においしい、ピッツエリアはないかな?」
と尋ねたところ、
「この道をまっすぐ行った角が安くておいしいよ。私達もよく行くから」
「ありがとう、え〜っと、駐車場はどこを利用したらよいかな?」

「ん〜〜・・・・。」
としばらく考えてから、ちょっと待ってと言い残し、お姉さんは忙しそうに事務所の中へ。
「何だろうね〜、教えてくれるのかな」
などと連れと話していると、今度はカーディガンを身にまといやはり忙しそうに出てきたお姉さん。
事務所の前に止めてあった自分の車を動かして
「ここにとめてね!!」
と言い残しさっさと走り去って行ってしまいました。

「えっ!!?」
呆然としてしまった私達です。日本で駐車場を係りの方に聞いて、混んでいて場所がないから、自分の場所を提供して頂いたことなどありますか?日本ではあまり経験した事のない、想像をしていなかった親切にとても心が温かい気持ちになったと同時に、何となく笑いが止まらず、これからの南イタリアの旅がとても期待のもてる旅になるだろうと、確信みたいなのが沸いてきたのでした。

私達が感じた南の方のイメージはこれです!連れが作った言葉ですが、

「真剣に親切をする人達」!!

もちろん、滞在中は良い方ばかりでなく、いじわるな方にも何人か会いましたけどね・・・。

次回も南イタリアで出会った親切な人2 をご紹介します。



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