タカリーナ・イタリア何でもブログ
南イタリアについての情報、イタリアからの輸入の事、輸出入の現場って?、建築家、コーディネーターに興味がある、スローフード活動を知りたい、他話題についての店長ブログ。

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南イタリアレポート その9 カラブリア

カラブリアニカストロで数人のマエストロ達と話を終えて、CATANZARO LIDO経由でTARANTOへ。
途中カラブリア州の州都、CATANZAROを電車で通りました。

駅前には何もないのですね。車社会で、駅にもそう頻繁に電車が通らないので、駅前が栄えるというのがないのだと思います。山の上の方の高台に住宅地が見えますね。
写真はこちら
calabria1.jpg

イタリア最南端のカラブリアが観光客に人気がないのは、平野が多いからでしょうか。
写真はこちら 電車から見たカラブリアの大地!
carabria3.jpg

良く表現すれば、広大な緑、そして大地という言葉がピッタリと当てはまるかもしれません。

sibaru駅から乗り換えてTarantoへ。

電車は途中、思いっきりカラブリアの海岸線を走ります。カラブリアの海は本当にきれい。地中海らしい海です。保養地やキャンプ場も多いと聞きますが、これだけの自然があれば、美しい風景を楽しみながらバカンスを過ごす事ができると思います。

古代には、様々な民族がこの地を攻めて、占領し、様々な文化を残していったとの事。フェニキア人、ギリシャ人、カルタゴ人、ローマ人、ラテン人、ノルマン人、など・・。

電車はエアコンの設備がなく、暑〜い車両の中では英語とイタリア語が分かるギリシャ人らしき人とTarantoへ向かいます。brindisiからギリシャ向けの船が出ているので、ギリシャ人も多いのかと思います。途中、隣の車両では、黒人の女性が寝ている間に携帯がなくなったと大騒ぎ!!ものすごい大声でどなりながら車両を行ったりきたり。同じ車両に座っていたギリシャ人が様子を見にまた行ったりきたり。

「この電車何時にターラントにつくか知ってますか」

「予定では○○時だけど、さっきからずっとこの駅で泊まってるよね」

「いつ出発するか知ってます?」

「ごめんなさい。知りません」
 私外国人なんだけどな〜。

「(あ〜早く目的地に到着したい・・!!)」




終点のTarantoは工業の町らしく、駅からは線路沿いに建つ工場が数多く見えました。

Tarantoから私鉄に乗り換えてグロッターリエへ。プーリア州到着です。



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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報


南イタリアレポート その8 マエストロ達と会う

南イタリアレポート続きです。 
その8 カラーブリア州 マエストロ達と会う。

翌日の朝10時には、ホテルまで陶器のマエストロが迎えに来てくれました。会う時に丁寧なイタリア語であいさつしようと、ギリギリまでホテルのマダムと練習していたイタリア語は緊張して、どこかにすっとんでしまいました。

「文章は完璧だけど、文頭にドットーレとかマエストロとかつけた方がより丁寧ね」

と教えていただいてたんですけどね〜。


旧市街の工房ではアイルランド人の方が通訳についてくれて、私のつたない英語をとても分かりやすいイタリア語に訳してマエストロに通訳してくれました。

このマエストロ、写真でみるより実際にお会いした方が、とってもおしゃれ!

作品の色彩のようなカラフルなスカーフとピアスがピッタリと着こなしにマッチしていて素敵な雰囲気を作り上げていました。

話は日本での展示会での様子、販売実績など・・そして最もヒートアップした話題は・・・。

日本「もっと手頃な価格で購入できる作品を作ってほしい、今のままでは日本の人、購入したくてもできない状況です」

イタリア国旗「これが僕のスタイル、僕のポリシーなんだよ。これが会社のコンセプト! 変えるわけにはいかないよ==!」

デザインに関しては、一歩も譲らない、そうこれがデザイナーさんなんですね。


でも、手頃な価格で、デザインも美しく、機能性がある事。これって私はとっても重要な事だと思っています。
いつか彼も、皆さんが気軽に手にとっていただけるような価格の作品を作ってくれるでしょうか。

お別れの際にはマエストロに、ホテルで練習したと〜っても丁寧なイタリア語であいさつをしたところ、少し表情が柔らかくなり笑顔をみせてくれました。

イタリアの方って本当にほめ言葉に弱い!!これ内緒です。




陶器のマエストロに会った後には、またまた迎えに来てくれたガラス作家の車にのり、工房のあるAcconiaへ。



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南イタリアレポート その7 ラメッツィアテルメ・誇り高き人達

前回のメールでは、イタリアのバスの中で起きた事を書きましたが、イタリアのバスはチケットを購入してから、車内にある機械にチケットを押して刻印するシステムです。抜き打ちでたまにおじさんが検査に乗車してきますが、チケットを持っていないと罰金がとても高いので注意して下さい。


南イタリアレポート続きです。 
その7 カラーブリア州 ラ メッツィア テルメ

カンパーニァ州からカラーブリア州 ラメッツィアテルメに入りニカストロという小さな街に到着しました。途中 ラメッツィアテルメ チェントラーレ駅からニカストロ駅に向かう間に、なんと電車の中からスラム街を発見。

ボロボロの建物(殆ど廃墟)に洗濯物が干してあり、そしてそこには道端で遊んでいる子供達の姿が・・・。今の時代にイタリアにもこんなところがあるのかと、正直非常に驚いてしまって、しばらくは心臓がドキドキしてしまいました。

到着したニカストロの街はイタリア旅行のガイドブックにはのっていない、小さな小さな街です。メインストリートは1.5KM位。日曜日に到着したので、散歩する家族連れ、とお年寄り達でにぎわっていました。

IMG_2998_1_1.jpg ニカストロのメインストリート

しかし!街には何もない・・。教会とバールとレストランそして、薬局やイタリア製高級ブティックがいくつかあるだけ。しかもおしい事にその高級ブティックディスプレイはかなりいけてない。取引先の陶器の工房がこの街にあったので、ご挨拶で訪問したんですね。そんな機会がなければ、けっして立ち寄る目的はない小さな街でした。

街の人は都会の人に比べるととても親切でしたが、観光するところが何もないので、ラメッツィアテルメいえ、カラーブリア州が日本人には人気がないのが良く分かります。そしてラメッツィアテルメの人達のもう一つの大きな特徴。それは日本人という理由でジロジロ見ないんですね!
イタリアの他の州に行くと必ず日本人という事で声をかけられたり、南の方に行けばいく程頭のてっぺんからつま先までジロジロと眺められた経験皆さんおありではないですか、イタリア人のあつ〜い視線にいつもちょっと疲れ気味になるのですが、ラメッツィアの人達はまったくと言って良い程ジロジロと外国人を見たりしないんです。なんとも不思議な、他の人の視線を全く気にしなくて良い、そして東京の都会を歩いているような錯覚になりました。

後日、イタリア在住20年、パートナーがカラーブリア出身の仕事仲間に聞いてみたところ、カラーブリアの人は誇り高く、プライドの高い人が多くいて、外国人だからといって相手をジロジロ見たりせず、あえて無関心を装うらしいのです。身なりにもとても気をつかい、カタンザーロなどでは子供のお迎えにもグッチやプラダは当たり前、暑くても毛皮を来てくるマンマも多くいるらしいです。

ふむふむ。カラーブリアの人達は誇り高き人達? でもホスピタリティーはとても温かいものを感じましたし、宿泊したホテルが家族経営だったせいか、大家族で暮らして家族のつながりを大切にするカラーブリアの人達の伝統的な生活ぶりを少し理解する事ができました。

ホテルのレストランではオーナー件、コック件、ウエイター件のおじちゃんと、ポソポソとイタリア語で会話。カラブリアに入ったとたん観光地が少ないせいか急に英語が通じなくなります。トラベルイタリア語をつなぎあわせて頭をフル回転させて会話をします。このホテルに日本人が滞在したのはもしかして私が初めてだったのでは??

取引先が予約してくれたホテルはシングルルームでとても狭かったので、

「広い部屋に換えてほしい」とリクエストしたら、ベッドが3つもある部屋に換えてくれました。

「今度は広すぎるんだけど・・・」

少しだけ金額は上がりましたが、田舎の街ではホテル代も都会ほど高くないので、宿泊するところは少し贅沢してもワンランク上にすると良いかもしれません。空間が広い事によって、旅のリラックス度が断然に違いますからね。


次の日は月曜日。マエストロ達と会う予定です。




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南イタリアレポートその6 アマルフィからカラーブリアへ2009

さあ、この日はアマルフィーからサレルノに戻り、インターシティーに乗りカラーブリア州へ。

アマルフィの朝
ホテルのベランダから見たアマルフィーの早朝

バールで3ユーロ払いサレルノ行きのバスのチケットを購入し、バスが込まないように午前中の早い時間帯にSITAのバスに乗り込みました。

車の車線は日本と逆の右側を走るので、右手にはアマルフィーの美しい海岸線が広がります。そんな綺麗な景色を窓から眺めていると、珍しく抜き打ちで乗車券確認の切符切りのおじさん(SITAのスタッフ)が観光客で込み合ってきた車内に入って来たんです。

そして、な〜んと私の隣に座っていたシニョーラと乗車券について、もめ始めました。
どうもシニューラが持っていた切符が使えない切符だったようで、代わりの切符を聞いたら、今度はそれも先月で使用できなくなっている切符でした。常習犯とピンときたのかおじさんは、

「シニューラ、身分証だして下さい」

「持ってないの。忘れちゃったの」

「・・・・、シニョーラ、警察を呼ぶか身分証を出すかどっちかですよ」

「本当に持ってないの。忘れちゃったの」

と私の右側にSITAのおじさん、左側にシニョーラ というポジションで押し問答を始めたんです。
すると意地でも身分証を出さないシニューラに対しておじさんは、運転手、そして乗客みんなに聞こえるような大きな声で

「一人の乗客が、切符もないし、身分証もないので、終点で警察を呼ぶので、気をつけて見ているように!」

と言ってまた切符確認作業をし始め、運転手の席の隣にもどっていきました。

するとこのシニューラ今度は私に

「あなた切符を持っていない?持っていたら買うから?」

と聞かれ、実際切符は持っていなかったのですが『どうしようなかな〜3ユーロ位私が払ってあげようか・・』とも一瞬思いましたが、いやいや、ここで彼女は少し痛い目にあわないと、また同じ事をするだろうから払ってあげるのは良くない!と思い、

「ごめんなさい。私切符持っていない。イタリア語も分かりません」

と答えました。

そうしたらなんと、次のバス停で扉が閉まる瞬間に急いで降りて、逃げちゃいました。
一瞬緊張が走った車内では、次の瞬間乗客の視線は、バスの運転手の脇にいる切符切りのおじさんへ。おじさんはあきれた表情で彼女を見ています。



バスの運転手と切符切りのおじさんは彼女を追うこともなく、まもなくバスはすぐに次の停留所へ向かって発車しだしました。

身なりや持っていたバックは本当に普通のシニューラだったんですけどね。

あんな町と町の間の何もないところに降りてしまって、次のバスが到着までは1時間もあるのに彼女はいったいどうしたのでしょう。





その後終点のサレルノからは電車に乗り換え、インターシティーのセカンドクラスに乗り、(10年は掃除していないんじゃないの?)と聞きたくなるような汚〜い電車でカラーブリア州、ラメッツィア・テルメへ。



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南イタリアレポートその5 アマルフィ2009

取引先にさよならを言って別れてからは、アマルフィーの中心にあるホテルにチェックインをし、その後中心地から少し離れたホテルで、そのホテルのオーナー息子とマンマと南イタリアでのお料理教室の打ち合わせをする為に、目的地へと向かいました。

このホテルにはマリア(仮称)というチャーミングで、頭の回転がとても速く、お客様のもてなしも上手な素敵な女の子が看板娘として働いているはず・・だったのですが、なんと残念な事に今年訪ねてみると彼女は去年の終わりにこのホテルを辞めてしまったというのです。

マリアが辞めてしまった後でもこのホテルは、相変わらず他のスタッフのサービスは良いし、清潔で快適で、何も表面的には変わっていないようなのですが、『君は僕の太陽さ』と言えるような人が去ってしまったホテルは何かとても寂しく感じました。


そういえば去年の夏ホテルを訪ねた時、

「ねえ、あなたはアントニオ(仮称:ホテルのオーナー息子)の特別なガールフレンドなんだよね?」と尋ねたら、

「No! 彼にはフィアンセがいてもうすぐ結婚するの・・」

(お似合いのカップルだと思っていたのに・・・。勘違いだったのかな) と気になりました。




そして今年彼女の代わりにフロントに立っていたアントニオのいとこが、ちょっとしたストーリを教えてくれたんです。



〜〜マリアとアントニオ(仮称)はお似合いのカップルだったのだけれども、途中別れて彼には新しい恋人(フィアンセ)ができ結婚の約束をしていたらしい。そしてマリアはホテルのフロントを辞め、このホテルを去ることに・・。
彼女がホテルを去り、いつもそばにいてくれた彼女がいかに自分にとって大切な人かと気づいたアントニオは両親と住んでいた実家を離れ、フィアンセとも別れ、つい最近マリアと一緒に暮らし始めたらしい〜〜

なんと映画のワンシーンのような話ではありませんか。またいつかあのチャーミングなマリアに会える日がくるかもしれないと思ったらとても嬉しくなりました。



お幸せに!!!




アマルフィの中心地にあるホテルに戻り、夜は海が見えるはずだった(日が暮れてしまって真っ暗で何も見えない)ホテルの部屋で夕食をとることに。

突然「レディ〜ス! アンド ジェントルメン〜!!」 と大音量で海辺での無料ライブコンサートが始まりました。

ライブはポップスそしてクラッシクバレー有り、バラードソング有り、マイケルジャクソンのコピー有りと、夜の9時に始まり夜中の12時まで続きました。

AMALFI4_1_1.jpg
ホテルの部屋から見た海辺でのライブの様子

「アマルフィーやカプリ島は、観光客が去った後の夜がとっても素敵なんだよ」
と地元の人が言っていたけど、夏の間なんかこんな野外コンサートが沢山開催されて、楽しくてリラックスできて、知的好奇心が刺激される夜を、地元の人は満喫する事ができるのだろうなって思います。



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