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南イタリアレポート その7 ラメッツィアテルメ・誇り高き人達
前回のメールでは、イタリアのバスの中で起きた事を書きましたが、イタリアのバスはチケットを購入してから、車内にある機械にチケットを押して刻印するシステムです。抜き打ちでたまにおじさんが検査に乗車してきますが、チケットを持っていないと罰金がとても高いので注意して下さい。
南イタリアレポート続きです。 その7 カラーブリア州 ラ メッツィア テルメ
カンパーニァ州からカラーブリア州 ラメッツィアテルメに入りニカストロという小さな街に到着しました。途中 ラメッツィアテルメ チェントラーレ駅からニカストロ駅に向かう間に、なんと電車の中からスラム街を発見。
ボロボロの建物(殆ど廃墟)に洗濯物が干してあり、そしてそこには道端で遊んでいる子供達の姿が・・・。今の時代にイタリアにもこんなところがあるのかと、正直非常に驚いてしまって、しばらくは心臓がドキドキしてしまいました。
到着したニカストロの街はイタリア旅行のガイドブックにはのっていない、小さな小さな街です。メインストリートは1.5KM位。日曜日に到着したので、散歩する家族連れ、とお年寄り達でにぎわっていました。
ニカストロのメインストリート
しかし!街には何もない・・。教会とバールとレストランそして、薬局やイタリア製高級ブティックがいくつかあるだけ。しかもおしい事にその高級ブティックディスプレイはかなりいけてない。取引先の陶器の工房がこの街にあったので、ご挨拶で訪問したんですね。そんな機会がなければ、けっして立ち寄る目的はない小さな街でした。
街の人は都会の人に比べるととても親切でしたが、観光するところが何もないので、ラメッツィアテルメいえ、カラーブリア州が日本人には人気がないのが良く分かります。そしてラメッツィアテルメの人達のもう一つの大きな特徴。それは日本人という理由でジロジロ見ないんですね! イタリアの他の州に行くと必ず日本人という事で声をかけられたり、南の方に行けばいく程頭のてっぺんからつま先までジロジロと眺められた経験皆さんおありではないですか、イタリア人のあつ〜い視線にいつもちょっと疲れ気味になるのですが、ラメッツィアの人達はまったくと言って良い程ジロジロと外国人を見たりしないんです。なんとも不思議な、他の人の視線を全く気にしなくて良い、そして東京の都会を歩いているような錯覚になりました。
後日、イタリア在住20年、パートナーがカラーブリア出身の仕事仲間に聞いてみたところ、カラーブリアの人は誇り高く、プライドの高い人が多くいて、外国人だからといって相手をジロジロ見たりせず、あえて無関心を装うらしいのです。身なりにもとても気をつかい、カタンザーロなどでは子供のお迎えにもグッチやプラダは当たり前、暑くても毛皮を来てくるマンマも多くいるらしいです。
ふむふむ。カラーブリアの人達は誇り高き人達? でもホスピタリティーはとても温かいものを感じましたし、宿泊したホテルが家族経営だったせいか、大家族で暮らして家族のつながりを大切にするカラーブリアの人達の伝統的な生活ぶりを少し理解する事ができました。
ホテルのレストランではオーナー件、コック件、ウエイター件のおじちゃんと、ポソポソとイタリア語で会話。カラブリアに入ったとたん観光地が少ないせいか急に英語が通じなくなります。トラベルイタリア語をつなぎあわせて頭をフル回転させて会話をします。このホテルに日本人が滞在したのはもしかして私が初めてだったのでは??
取引先が予約してくれたホテルはシングルルームでとても狭かったので、
「広い部屋に換えてほしい」とリクエストしたら、ベッドが3つもある部屋に換えてくれました。
「今度は広すぎるんだけど・・・」
少しだけ金額は上がりましたが、田舎の街ではホテル代も都会ほど高くないので、宿泊するところは少し贅沢してもワンランク上にすると良いかもしれません。空間が広い事によって、旅のリラックス度が断然に違いますからね。
次の日は月曜日。マエストロ達と会う予定です。
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